「スピードとナイフ」

ザ・クロマニヨンズ」の曲です。
この曲はもちろん大好きな曲なんですけど、これを選んだきっかけがちょっとありまして、、。


今、大河ドラマで「龍馬伝」というのをやっていて、一応毎週観ているわけです。
少し前の回になりますが、武市半平太坂本龍馬の会話がすごく印象に残ったというか、

何か聞いたことあるなぁ、みたいな時があったのです。


えと、始めに断っておきますが、歴史詳しくないです(高校は地理でしたw)。
なもんで、自信がないので色んなとこを省いたふわふわした説明になります。


幼馴染として育ってきた二人は仲が良かったわけで、それは大人になっても心を許せる仲であったと。
しかし、外国との関わりについて考えざるえなくなる中、二人は国を想う気持ちは同じであっても、

それを実行する方法が異なり、互いの立場に変化が生じていきます。
次第に、二人の関係も以前のように親しくはできなくなっていく。
ある時、龍馬は武市に昔のように・・と話す。
武市はそれに対して、成長していく中で皆がずっと同じ方向を向いていられるわけではない、

というようなこと(セリフをちゃんと覚えていません;)を言います。
まさに、このことが自分の引っかかったとこで、「スピードとナイフ」に通ずるものがあります。


歌詞には↓のような部分があります。
「世界は一つだった きのうまで一つだった
 長い階段の上 長い廊下の先に
 並んだふたつの部屋 別々の扉がある」



この歌詞はほんの一部なので、曲全体となると伝えられる意味はもう少し違うところになります。
「変わらないものなんか 何ひとつないけど
 変わるスピードが 違ったんだなあ」


どうしたって、自分と人と比べてしまいたくなります。
あの時は同じだったのに、今はどうだろう。
それが自分がうまくいかない状況であればあるほど、他人は成功していように見え、焦ります。
そんなとき「変わるスピードが 違ったんだなあ」という言葉はどれだけ励ましになるか。
ただ、それに甘んじて、何もしないのではいけないのですよね。
その時々、自分にできることを精一杯やらなければ、変わるタイミングというのはどんどん遠くなり、
逃げて行ってしまう。
いつかは追いつかなければ、それを忘れないようにしたいです。


シングル↓
スピードとナイフ


アルバム↓
FIRE AGE


紹介した曲も入ってる再生リストを作ったので、聴いてみたい方はお手数ですが、
↓のURLのリストから探してみてください。
お気に入りの音楽。