この不安からの卒業。

昨日の夜はどこか落ち着かない気分だった。
というのも、今日は成績発表日で卒業の可否が決まる日、、。


成績の通知表が届くはずなので、早めに起きて、何度も郵便受けを見に行くが来ない、
昼近くになっても来ない、、。


あまりに落ち着かないので、映画を観ることにする。
今日は「歓喜の歌」。
立川志の輔の落語を映画化したもの。


あらすじ
まもなく大晦日を迎えようとしている、とある公民館で問題が発生する。
公民館の職員が、大晦日にステージを控えるママさんコーラスグループをダブルブッキングしてしまう。
ママさんコーラスをバカにしていた職員はその後の対応も適当なもので、まともに取り合わなかったが、
次第に様々な事情が重なるうちに、ママさんコーラスの真剣さに気づかされていく。
晦日のコーラスは果たしてどうなるのだろうか、、、。


落語は観ている、だから正直内容はよくわかっている。
ただ、落語の場合は一時間もない話なので、当然映画の尺では足りないからだと思うけど、
ストーリーの筋は同じものの、配役が異なっていたり、出てくる人々の生活など、
話を膨らませる要素が盛り込まれている。
より背景が分かりやすくなるのは悪いことではないと思うけど、落語を聴いてから観ると、
どうもいらない情報として考えてしまうのだ。
例えば公民館の職員の家族は落語には出てこない、でもそういう情報が無いからこそ、
ママさんコーラスに対する考え方の変化が明確に見えてくるのだと思う。
必要最低限の情報を客が頭の中で映像化する、そんなことを志の輔師匠が語っていたような、
本当にそんな感じで、きっと自分の中で構成してしまったものを映像を視覚化すると、
自分の中で完成したものを壊されるから嫌に感じてしまうのかも、、。
落語を聴かずに映画を観ていたら、もっと評価は変わっていたと思う、でも多分その上でも、
自分は落語の方が好きになりそうな気もするけど(笑


ママさんコーラスの配役はバッチリというか、個性的なキャラの人が多かったなぁ、
その中で安田成美がキレイすぎる、、そして、その家族は完璧すぎる、、あれは少し引く(笑


映画を観終わってもまだ来ない、、、あーいつ来るんだよーーー。
昼飯を食べて、今度は部屋の掃除を始める。
一時間おきに見に行くけど、二時間経過しても来ない、、。
そして、一時間後、掃除を一区切りして郵便受けを見ると、、、あぁ、入ってるよ。
はやる気持ちを抑えて、自分の部屋まで急ぐ。
部屋に入ってからは、ビリビリと封を切る。
一瞬、卒業・・という文字が目に入るが、それはフェイクかもしれない(何の)(笑
と、少し錯乱しながら成績表を見る。
不可が無い、、、ってことは、セーーーフだよ!
何とか、直前であきらめて試験を欠席したもの以外は全て取れていた。
親に報告してようやく一息つく。


今までお世話になった人などにメールで報告。


やっと終わった、、。


この卒業できるかどうかの不安の気持ちを抱えたままの苦しさから解放される、、。


そんなときにしたのは、美容室への予約だった(笑
ちょっと違うところに行ってみたいと思ってたけど、なかなかできなかったので、
卒業の勢いを借りて。


そして、その後には歯医者へ電話。
これも歯石取りをしようと思ってもなかなかできなかったので、、、ってこうして書くと、
なんだかご褒美的な方向性がおかしいな(笑
とりあえず、歯医者の方は今日できるということなので、すぐに予約してもらって夕方に行ってきた。
差し歯の治療をして以来、10年近くたっていたので、いくぶん緊張した気分で着いた。
先生は優しそうな人で、世間話をしていても話やすい感じ。
いきなり、卒業したのかい?って聞かれたときは相当びっくりしたのけど、

この時期は結構、卒業した人が歯を治療する人が多いらしい、式のためやら社会人になるからかな。
まぁ、自分はご褒美的なもんだから少し違うのだけどな。
色々と歯について説明を受けて、レントゲンを撮り、治療に移る。
歯科衛生士の方が治療してくれる、その人も優しい感じの人でホッとした、治療自体も、
結構荒っぽい感じに最初は思ったけど、痛みもさほどなかったし、気持ちよく感じることすらあった、
痛がゆい感じというか。
とりあえず、今回は下の部分だけで、また次回に上の部分をやってもらうことになる。
削る?こともしたので、歯がかなり白くなった気がする、何より歯石がなくなってスッキリするし、
早く次の治療をしてしまいたいなぁ。


帰ってから、小銭を持ってでかける、ATMに小銭を預けるためだ。
少しずつ繰り返したきたこの行動も今日で終了を迎えた。
ついでに、通帳記入も済ませてきた。
しかし、途中で金を下ろしたりもしていたので、少々がっかりする残金だったけど、、。
まぁ、でも小銭がなくなって良かった、今後はできるだけ小銭を使ってきっちり払おうと思う。


再び、家に帰ってくると、掃除の続きをした。


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