悩むのもいいけど、単純でスカッとするのもいいですね。

日中はぼーっとして、無為に過ごす。
夕方になり本を読み始める、昔に途中で挫折した「志賀直哉」の「和解」。
数日前から読んではいるけど、昔の文章は言葉遣いとかが読みづらくてなかなか進まなかった。
今日で読みきるつもりでいたので、途中眠気をこらえながらなんとか読み終えた。
あらすじは、親子喧嘩、、、っていうよりは、いがみあいかな。
とにかく、お互いの距離をとりたがる、当然別居しているわけで、たまに実家に帰ったとしても、
同じ家の中にいても会わないとか。
とにかく主人公は心配性で、余計なことばっかり考え、読んでいる方がイライラしてくる。
父と子(主人公)の関係だけでなく、互いの家族を巻き込んでの、歪んだ交流が描かれている。


感想は正直、何にも残らんかったなぁ。
確かに親子が関わっていくなかで共感できるような行動や、感じることをすごく描けていると思う、
ただ大体が実体験してきたことというか、そこまでストーリー通りではなくても、
ところどころは親子間で感じる部分の追体験でしかない気がした。
ただ、地味にイライラが蓄積されるといった感じで、ラストを含めても差し引きゼロって感じ、、。


あと、映画で「スティング」というのを観た。
これは相当古い映画で公開されたのが70年代で、作中の舞台は30年代。
そもそも、それを知ったのはシンプソンズというアメリカのアニメを観ていて、
ある回で詐欺の話があったときに出てきたのがきっかけで、なんとなく覚えていて、
調べてるうちに名作とわかって借りてみる気になった。
あらすじは、詐欺師の師弟がある詐欺に成功したのだがその手にした金はギャングのもので、
師弟は目をつけられて、師匠は殺されてしまう。
弟子は師匠の昔の仲間のところへ行き、技術を学びつつ大きな計画を練って、
ギャングの組織に復讐を企てる。


「和解」を読んだ後だからかもしれないけど、とにかく気持ちのいい映画だった(笑
分かりやすいストーリーで、途中で落ちもなんとなく読めてしまうんだけど、
テンポもいいし、詐欺の技もかっこいいし、観ていてすごく安定感がある。

みんなが協力して何かを成功させるって話が元々好きで、これはかなり好きな作品だった。


にしても日本は絶不調だな、、、オリンピックもサッカーも(ちゃんと観てないけど;)。
フィギュアとかくらいしかないのかなぁメダルは、、、色んな意味でスノーボードは期待(笑


40/100