掃除機置いて、考える時間もちょっとぐらいはね。

今日は大体、掃除をしていた。
結局、全然片付かなくて、今も色々なものが散乱してて寝床を確保するのがやっとって感じ。
後半は、音楽を聴きつつ快調に進んでいったのだが、前半はテレビや録画していたものを観つつで、
全然進まなかったな(笑
昔から、掃除ってのは飽きてしまう、なのでやる気を出す意味もあるのだが、、。


んで、観ていたものってのはドラマなのだが、「ミエルヒ」という作品だった。
これは、HTBという局で制作されたものなのだが、「水曜どうでしょう」ってローカル番組を作った局、
といった方が全国的には伝わりそうである(笑
ただ、この局では毎年?ドラマを作っている、ローカル局なだけに北海道の俳優だけかと思いきや、
全国的に知られているような俳優ばかりが出てくる。
ミエルヒでは、主役は安田顕(北海道出身の俳優)と泉谷しげる、他にも渡辺いっけい根岸季衣
吹雪ジュン、藤村俊二など、本当に有名な人ばっかりでびっくりする。
ただ、このドラマで一番驚いたのは、「東京03」の三人が出てきていたこと(笑
なんか、登場で笑ってしまったけど、かなりしっかりした演技だったと思う、
やっぱり、彼らのコントは人を演じるものがほとんどなだけに、そんなに違和感がなかったのかも。


とまぁ、それだけの俳優が出ているだけにドラマの内容の方もなかなかのものです。
北海道が舞台なだけに、余計に自分にとって響くものがあるのかもしれませんが、
人のつながりとか、ふるさととか、考えさせられるものでした。
あらすじは、家に連絡もせずしばらく帰って来なかった息子が突然帰ってくる、
強制的に迎える形になった親父には再婚を予定する女性がいて、新たな生活を築くところだった、
なかなか、お互いに不器用で打ち解け合えない親子。
色々な事情を抱えて帰ってきた息子は、今後をどうして行くかを考える、しかし、ここには何がある?
色々な世界を見てきた彼にとって、ここで一生を終えようとする人々を不思議に思う、
どうして、みんなここにいるんだろう、、、。
そんな、故郷へ帰った息子と、親父、故郷に住む人々との話。


どうしてここに?なんて、普段は考えたりしたことなかった。
自分の場合は、あちこちに土地を移動していたりするので、故郷って意識もあまりないのかも、
本当の出身地は、幼稚園程度の年齢までしか住んでおらず、全く記憶にないわけで。
最終的に、ドラマの主人公はどうして?の答えにぶち当たります、それはある意味寂しいようで、
でも、あったかいようなものでした。
果たして、自分には主人公のように思えるのだろうか、、、故郷、ちゃんと考えようと思った。


って、そんなこと考えてて、掃除が進むわけがないだろう。
明日から本腰入れて頑張ろう。


※「ミエルヒ」は全国でもやっていたようです。いずれ、DVDにもなると思うので、
興味のある方は観てほしいです。
URL→HTBスペシャルドラマ「ミエルヒ」


60/100