色々な人の生き方、でも輝いている人はどこか共通点がある。

今日は、ぼーっとしているときに、色々と過去に録画したものを観ていたのだが、
バラエティだけじゃなく、ドキュメント的なのや、音楽関係のも観た。
最初に、「プロフェッショナル」という番組の井上雄彦の回がきっかけで、
インタビュー系のを観たくなり、音楽番組もってことで。


井上雄彦は言わずと知れた、「SLAM DUNK」の作者。漫画家であるが、
この時は連載中の「バガボンド」の仕事風景を追い、その映像のあいまにスタジオでのトークをはさむ、
といった感じの番組であった。
残念ながら自分はバガボンドを読んでいないので、
映像の中で登場する漫画の一枚一枚がどの程度大事であるか、
ということはストーリーとして分からなかったが、その井上さんの苦悩や、
描かれ出される画の力から、感覚でしかないのだがすごく伝わってきた。
感情移入というより、登場する人物に入り込むみたいな、
漫画の中なんだけど、その一人一人の考えが独立して動いているように描いているように思った、
印象的だった話として、あるキャラクターが戦いたくないのに、生き残るために戦わなければならない、
というシーンを描き続けているうちに自分の気持ちまで苦しくなってしまって、
結局一年間休載していたようだ、色々なことに敏感になっていたのか、
優しい音楽しか聴けなかったというのは、その感情を特に強調しているように感じた。
もうこの作品を10年以上描き続けているが、同じく長期間連載していたSLAM DUNKの次の漫画を描く時、
同じことをするのが嫌という考えから、明るい・ポジティブ漫画であったSLAM DUNKに対して、
暗い・心の闇の部分を描く漫画を作ろうと思ったようだ。
毎回がそういう心の部分を描くわけではないにしろ、
10年間もそういったことを考えながら続けている、休載するほど辛い思いをしても。
本当にすごい漫画家、、、というか人間として尊敬する。
あと、ネームというストーリーの骨組みを作るような作業のときに、仕事場ではなく、
茶店などの外で作業をすることが多いようだ。
これは井上さんいわく、人間は弱いもので自分のスペースにいると安心してしまうから、
甘えないようにということらしい。
行くお店はたくさんあって、仕事がはかどる店ごとに野球のように、エース、4番、1番と、
決まっていると言っていたのが、妙にかわいらしかったな(笑


んで、他に観たのは「夢チカ18」という北海道ローカルの音楽番組で、
毎週観てるわけではないのだが、今日観たものはたまたま好きなアーティストだった時、
あわてて録画ボタンを押したものだった。
一つは「木村カエラ」で、saku×sakuの時から、ちょこちょこと聴いている。
デビューから5年たったということを語っていて、
あっという間に時間が経ってしまって、大人になっているか不安に感じると言う反面、
音楽では、様々な世代が聴き、様々に受け止めていることから、自由に発していいんだなと、
外に放たれているものは人の心に届きやすい、人と話す時に素直に話せると心が健やかになるように、
ということを感じたらしい。
んー、自分と比べると恥ずかしくなるくらい成長していると思うのだが、、外に対して自由に、
素直に発するってのはすごく共感できるなぁ、なんてことを思ってみたり。


もう一つ同じ番組から「POLYSICS」のインタビュー。
何が良かったって、ライジングサンのことを語ってたことw
あの時の興奮がよみがえるーーーって感じで、速攻で録画していた。
パイロットとCAのコスプレの映像がまた観れたのも、嬉しかったなぁ(カヨがかわいすぎた)。
北海道のこと以外にも作曲のことについても語っていて、新曲を作るにあたり、
シンセサイザー?を使っているときに、猫と遊ぶように楽しく作曲していると言っていて、
どんだけ楽しい作業なんだと、観ながらすごく和んでしまった(笑
これを録画したのは去年の話で、これを録画した後にツアーのチケットを取ろうとしたが、
売り切れ、、、あぁ、悔しい。
リベンジで3月の武道館行きたい、、、。


とまぁ、そんな人にまつわる映像を観てました、みんな目がキラキラしてた、
あんだけ、素直に真剣に打ち込めるものがあるのがうらやましく思ったなぁ。


最後に、井上さんが描いた画を乾かしているときに使っていたドライヤーが家にあるのと同じだった、
ちょっと興奮した、、、それだけ(笑


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