継続しても無力なり。

あなたが継続してやってきたことは?
と聞かれたら何と答えるだろうか。
自分は、そんな気さらさらないけど、卓球と答えるだろう。
一応、中学から大学までやっています。
まぁ、高校はやってないですけど、趣味ってことでw


あぁ、心が痛みますなぁ、嘘っぱちだから。
本当に継続してやってきたことってなんなのだろう、、

考えれば考えるほど、雲をつかむかのように何もない。
「やってきたこと」にかなりの枠を広く取るならば、自分が行為の主体でなくてもいいならば、
ただ、漫然としてきたことでいいのであれば、テレビを観てきた、、、特にお笑い。


中学の時の記憶にこんなものがある、部活の顧問の先生は、スポーツだけでなく、
勉強にもうるさく、小テストや個人面談をやらされた記憶がある。
個人面談で、家でのテレビの視聴時間を聞かれ、

勉強している時間とそれを入れ替えられないかと言われた。
やってみますとは言ったものの、当時は、帰ってからは寝るまでノンストップで観ていたと思うので、
勉強時間なんて1時間ないくらいで、テレビは5,6時間は観ていたと思う。
まぁ、確実に無理なわけで、、、やっていた人もいると思うが。
そのうち、テレビに興味は薄れ、、というか面白いものが減った。
なので、時間は確実に減っていたのだが、やがて、ビデオデッキが自分のものになってから、
お笑い地獄が始まる、
バラエティを録りに録りまくり、暇があれば、エンドレスで観続けていた。

その習慣は今でも全く留まらず、今でこそ、四六時中お笑い芸人が番組に出ているが、
そうなる前から、日にお笑いを観ない日はなかったと思う。


とまぁ、継続して「やってきたこと」とは到底言えないが、しいてあげるなら、
そんなとこである。
今でも不思議なのは、それだけお笑い、んー人生の半分の年数を観続けているのに、
その間、本気で芸人になりたいと思ったことは一度もない。
冗談で言うことはあったかもしれないけど。
一つの考えとしては、観れば観るほど、芸人としてのクオリティの高さを知り、
自分みたいな面白くない人間は、到底入れる世界ではないという、尊敬からなのかもしれない。
自分なりのお笑い分析っていう、ある意味病気が始まると、ますます、自分を低めるというか、
基準と高く設けるため、面白いと思うことを言えなくなる、、、これまた病気だなぁ。
もう一つは、結構現実的に考えた結果かもしれない。
お笑い芸人ってのも色々住み分けがある、テレビに出るだけじゃなく、舞台でネタをやり続ける人、
営業で全国を回る人、他にも、もっと色んな世界があるのかもしれない。
単純にテレビだけをみても、ずっと頂点にいる人もいれば、一発屋と呼ばれる人もいる。
技術だけでなく、ずば抜けた個性も必要で、常に流れに乗らなければいけない、
そんなことをテレビを観て感じるうちに、なろうと思う前に、気持ちが萎えてしまったのかも。


まぁ、この先、なろうと思うことはないでしょう。
お笑いを観なくなくこともまた、この先ないでしょうがね。