芸人に宣伝をさせれば、、、。

つい先日、木久蔵らーめんを食べました、東京みやげに自分用に買ってきたもの。
しょうゆ味でしたが、あっさりで食べやすい味でしたね。
だしのパックが付いていて、結構本格的な気がする。
自分は、ああいう生めんで作るラーメンはあまり好きじゃない、

いつも何かが違うと感じるものがあるから、
それはめんでもスープでもだが、どっか足りない時が多い。
それを考えると、おみやげとしては上出来すぎるのではと、、


味はそうですね、普通です(笑)


うん、まずいとかうまいとかじゃないんですよね、多分、全くこれが無名だったら、
他社のものに埋もれてしまうのではないかと思います。


木久蔵らーめんと聞いて、笑点を見ているひとなら、食べてなくても、

誰でも「まずい」というのではなかろうか。
それは、競演者がそう言うからであり、木久蔵さん本人は当然否定する、

視聴者はその掛け合いを何度も観ている。
じゃあ、何で「まずい」ものをあえて買うんですかね?
罰ゲーム的なことを期待して買うのは別として、普通はおみやげでも買わないと思うんですよ。


笑わせるってことの基本って、逆を言うことだと思うんです。
美人の人に対して、美人といってもそのままですが、あえて別のことを言うことで興味を引かせて、
ボケて、つっ込む。
(全部がこれではないですが)
要は、芸人はそれを生業としている商売であり、そのまま、額面通りのことを言わないってのが、
見ている側の共通認識だと思う。
つまり、芸人の発言を頭のどこかで、逆に捉えているのではないかと、

だから木久蔵らーめん=まずいって発言は、芸人がそうは言っても、本当は美味しいんでしょ?
と頭では思っているのではないだろうか。


他の例を挙げると、「たむらけんじ」という芸人がいる。
彼は色々な事情があり、焼肉屋を始めることとなる。
様々な人の力を借りて、店を始めて、今では人気店になっている。
芸人というネームバリューがある、でも正直そこまで彼は人気は無かったかと思う(笑)
システムは立派なもので、どのみち人気店にはなりえていたのかもしれない。
でも、やはり思うのは開店当時、相当いじられていた。
「まずい」って表現以外にも、イメージが悪くなるようなことも言われていた。
宣伝もいっぱいしていたけど、やはり興味を引かせて、客を向かわせたのは、
芸人の発言は逆にとらえるということにも、要因があったのではないかと。


とここまで無理やり話を長くしてみたが、木久蔵らーめんは、多分もう買わない。
つまり、リピートするかは全くの別問題で興味を引かせるってことが重要な話なのでした、、、(笑)