笑。

笑うって行為は不思議だ。


笑いだけでも、様々な種類がある。
微笑み、爆笑、愛想笑い、作り笑い、含み笑い、(笑)、w、etc,,,,
日々どれかを使わない日はないんじゃないだろうか、でも、本当の意味で出したい「笑い」ってのは、
心の底から、自然と出たものだけでいいのにねぇ、、。


自分の生活で言えば、日々、お笑いを見ない日はない。
そうだな、、、本当にない、中学高校とほぼ欠かさずテレビ・ラジオは欠かさずだったし、
未だに、気づくと見ている、というか無いと落ち着かない、環境音に近いものがある。
そんな生活を送ってきた人間が、心の底から笑えたのって一体、何割だろう?
いや、全体の何十、何百分の一?下手すると、あったのだろうか、、、。


どう説明していいか難しいところだが、もちろん、涙を流して笑い転げることもある、
だけど、それは半強制的に生み出された笑いにすぎない気がする。
嫌な言い方だが、何も残らない。
お笑いが嫌いなわけじゃない、変な話、人生を支えているようなもんだ。
でも、違うんだよなぁ、心の底からって意味じゃあ。


いつからだろう、できなくなったのは、、。
素直さに欠けてからだろうか、心の壁を誰でも持ってるってのはどっかのアニメにあるが、
まさにそんな感じ。
純粋に子どものころは、空気読むなんて必要は無かった、、。


心の底から出た笑いってのは、意識を介さない、心があたたかくなって自然と出てる、
「何か」に出会うことで、止めることができずに勝手にでる。
つい最近、「何か」と出会って、笑いに久しぶりに出会えた。
ある人の話が、今でも忘れられない。
ある劇をやることになったとき、感動というものを生み出すとき、

泣かせようとすることだけに重点を置いたのでは深い感動は生まない、

笑いがあって、それができるのだということ。

そんなこともできる笑いはやはり不思議だ。