「こんなツレでゴメンナサイ。」。一日で決められるものなのか、、、。

11/24
「こんなツレでゴメンナサイ。」という本を読み終えた。
このツレという人が著者で、「ツレがうつになりまして。」という本を書いてる著者の旦那=ツレである。
そもそも自分は「ツレが〜」を読んでいない(笑
多分、本来そっちを読んだ後にこっちを読むべきなのかもしれないのだけど、、。
たまたま本屋でこの本を見て、ちょっと読んでみて買おうと思った。
どっちかというと自分はこっちの方が共感できることが多そうだったのだ;


正直、今の自分はうつなのかよくわからない。
以前、学校のカウンセリングを試しに受けて、テストのようなものも受けたけど結果はうつでは無いと。
そもそもその時は、うつかどうかということより、自分の精神性がどんなものかを確認したかったのだが。
とにかく、その時言われたのは病院で薬を処方されるほどではないってことらしかった。
それから約一年ほど経っているため、今現在はどうかは分からなかった。
でも、この本を読む限りは自分はまだ大丈夫のようだ。
著者のうつのピークのときの状況を知ると、その大変さが分かる。
実際にかかれば社会で生活することもままならないのかもしれない、
それは社会生活ができるかどうかってこと以前の問題で、動くことも苦しいのだろう。
体は動くのかもしれない、でもその命令を出す本体が活動的にならないのでは難しい。


じゃあ、どうやったら治るのか、、、ってことをこの本が教えてくれるかというとそうでもないみたいだ。
問題となる部分が心や気持ちである以上、人それぞれで決まった答えなど無い気がする。
でも、すごく共感できた考えというのはある。
それは「何もしない」ということ。
心の病んでる人に頑張れと言ってはいけない、それはすでにその人は頑張っているから、、
よく聞くけど、ずっとピンとこない発想だった。
まぁ、自分が努力をしない人間だからどうしようもないのかもしれないけどw
何もしないというのは、焦らないということだと思う。
何もするなと言われて本当に何もしないのは難しいことに思う。
だから、何かに手を出す、他のことが満足にできない以上、できることに精一杯になる。
そして、心や気持ちが疲れ、余計に辛くなる。
行動を起こすこと自体は悪くないのだろうけど、
自分を取り戻そうと躍起になって急ぐのはマイナスにしか働かないのだろう。


それができたからといって、前進するのかは分からない、でも後退はしないと思う。
ゆっくり見つけるのが無難なのだろう。
自分はそうだなぁ、、この一年で何を見つけただろうと問うと。
多分、食べることだろう、、、安直すぎるけどw
ただ、前まではそれが好きなことなのに惰性となっていたような気がする。
一日に飯を食うことは当たり前で、それなりに美味しく満たされれば満足と。
今は旨いものが食べたいと思うし、実際に行動することも多くなった。
もちろん金がかかるし時間や距離といった制約も多い、でも実現しようとする気持ちは強くなっている。
食べることが楽しく、食べ物や店の話をすることが楽しく、ごくたまに作ることも楽しい。
少しずつ少しずつ変化はしてきている。
きっかけというものは確かに必要だ、それには動くことももちろん少なからず必要。
ただ、焦って必死になると自分を追い詰めるだけだ。
何もしない、けど自分の素直な動きに合わせて行動するのがいいのかも。




にしてもエッセイってのは面白いなぁ。
その人が個性的であればあるほど面白い、けど普通の生活のことも面白いと思う。
ブログ自体がエッセイなんだと思うけど、、、起きた物事だけを書いても意味がない気がする。
その人がその物事に対して、どう感じ、考えたのかが分からないと、面白くない。
でも、それを表現する力もまた、面白さに影響するんだろうなぁ、、、。


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11/25
バイトに新しく入った人は辞めたっぽい、、。
初日に一緒になったのだけど、終わった後も丁寧によろしくお願いしますと言われたんだがなぁ。
一日で辞める勇気はすごいと思う、というか何日か働いて変に辞めづらくなるのが嫌だったのか。
でも、一日で何が分かるのかとは思う、失敗するのは当たり前だしなぁ、下手すりゃ怒られることも。
ただ、続けることで分かることもあると思うのだが。
自分が面接を受けたときに、働き始めれば波ができるという話をされた。
その時は単純に好不調のことを指しているだけと思ったのだけど、実際は壁があるということなのかも。
というより本当に波と考えるべきか、、、
つまり、一つの大きな波を乗り越えれば楽になる、でも新たに課題となる大きな波を迎える。
それが何度も続くということなのだろう。
まぁ、自分は乗り越えられる、飲み込まれまくってるわけだが、、、w


自分が知っている唯一一日で続けられるかどうか判断できるものは、登山かな(笑
一日で登れる山に実際に登って、頂上に着いたときにどう思うかで、
続けるかもういいやって思うか分かれるだろうから。
自分はたどたどしいものではあったけど続けた。
頂上に着いたときの達成感がたまらなく気持ちのいいものだったから。
誰にでも当てはまるようなことだけど、本当にそれがあれば十分。
レベルがどうとかはあんまり関係ないんだよな、自分はw


ただ、これからも登山を続けるかは怪しいのだが、、、。


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