トンコ師のリアルトーク。

つい最近、あるPodcastの番組を聴いた。
Podcastとはitunesで聞けるネットラジオといった感じでしょうか。
基本的には無料(有料があるかはわからないけど)で、itunesをインストールしていれば、
すぐに聴けます。
中には、ラジオ番組のオマケのようなものもあります。


自分が聴いたのは、「バナナマンのバナナムーン」というラジオ番組のPodcastで、
他にもラジオのPodcastはあって、実際にラジオでやったものを編集して流すところもありますが、
この番組では、ラジオの放送後に新たに録音しています。
日付は「2009年09月28日」で、この回はゲストが「東京03」でキングオブコントの話でした。
ゲストといっても、飯塚さんと豊本さんの二人で、角田さんはなぜかいない、、、。
序盤では、設楽さんが妙にいやーな雰囲気を出します(笑)
というのも、去年のキングオブコントの準優勝なわけで、

まー形的には、チャンピオンになれた人となれなかった人と。
それをちらりちらりと匂わせつつ、ねちっこく絡みます。
挙句、「コントで勝負だ!」とけしかけますw
まーもちろん本気ではないし、設楽さんの喧嘩ノリは和やかで、にやけながら安心して聴けます。
そして、バナナマン東京03の出会いに話は展開します。
東京03は結成してからの暦はそれほど長くありません。
しかし、個々の芸暦は相当長く、バナナマンとそんなに変わらないみたいです。
東京03(飯塚・豊本・角田)の結成前は、
飯塚・豊本→「アルファルファ
角田・(他2名)→「プラスドライバー」
という、それぞれのグループで活動していました。
話の中で、どうやって組むことになったのかということが語られ。
自分としては、好きだったプラスドライバーの名前が、

ちょこちょこと出てきたことが妙に嬉しかったです。


途中、視聴者からの質問で、コントの作り方について聞かれていましたが、

二組の着眼点の違いが面白かったです。
素人の自分にとってしてみれば、全く感覚がわからないものですが、

最初のきっかけから、組み立てかた、その違いがはっきりしていて、

たとえば「銀行強盗」という一つのテーマがあったとしても、

その構成が全く異なりうるなどとは考えもしなかったです。

作り方にも共通した部分のものもあり、その一つが人物や出来事をきっかけにして、
そこから膨らませる。
これって、普通の人ってなかなかできないことだと思う、膨らませる作業ってことより、
ある人物、ある出来事を日常の中で拾い上げるって作業。
コントに限らず「すべらない話」のような漫談の形でも、やはり人物、出来事ってことが多い、
そりゃあ、大失敗とか誰もが気づくことなら誰でも覚えているけど、

些細な日常の中の違和感のようなものに気づけるってことが、芸人にとって大事なことで、
普段からの仕事なのだろう。
自分も、すべらない話を探そうとしたことがあったけど(笑)
やっぱり収穫は上がらなかったですね、普通の生活ってことだけが問題ではなく、
やはり、敏感に気づけるアンテナが必要なようです、、、。


話は戻りますが、後半は東京03の今後のテレビでの活動について、

バナナマンがアドバイスしていました。
今でこそ好感度が高い(コンビとしてw)ですが、

やはり、バナナマンもテレビに出れない時代があったわけで、

自分たちの経験もふまえてのものって感じでした。
今後の東京03の要は飯塚さんのようです、、、楽しみだぁw
終始、和やかムードで心地よく楽しめました。


ちなみに、ラジオは聴いてません、、、。
毎週、同じ時間にというのが大変(言い訳)。
でも、podcastでは本放送のように企画はあまりないですが、itunesに登録しておけば毎週、
更新してくれますし、時間も何十分(「2009年09月28日」は一時間w)とかなので、
無料ではもったいないくらいです。
もし、興味がある方は聴いてみては?


※トンコ師とは、バナナマンだけが使う「コント師」の業界用語です。